2025年1月27日実施
外国を知る会 第12回定例会結果報告
【 フランスのLGBT映画史 】
講師紹介
アルノー 氏
( Mr. Arnaud Stockinger)
アルノーさんは神戸大学の留学生です。多様化がさけばれている昨今、フランスでは比較的理解されているLBGTについて映画史を通してお話しして頂きました。
映画「 Portrait de la jeune fille en feu 」より
2024年12月9日実施
外国を知る会 第11回定例会結果報告
【 オランダの思い出 】
講師紹介
柘植輝司氏
川崎重工業時代に、オランダ、アメリカ、ブラジルに駐在されたご経験があり、今回はオランダに駐在されていた時のお話をして頂きました。
オランダの風車
オランダの街並み
※ 下記資料は、画面をクリックしていただくと拡大表示されます。
2024年11月25日実施
外国を知る会 第10回定例会結果報告
【 神戸税関の見学 】
フィールドワークとして神戸税関広報展示室の見学を行いました。
建物と税関の歴史、神戸港からの主な輸出品、ワシントン条約、薬物、コピー商品、金属探知器等について係員からの説明があり、現物の展示などもありました。
輸出品
密輸
展示品の説明を受ける
コピー商品の展示
スライド説明
中庭にて
係員からの建物説明
2024年11月11日実施
外国を知る会 第9回定例会結果報告
【 モンゴル文化の紹介 】
講師紹介
オユンナ女史
アートクリエータでいらっしゃるオユンナさんに、モンゴルについて、文化、生活、祭り、教育、首都など、プロジェクターと写真を使って紹介していただきました。
モンゴルの位置
モンゴルの自然(草原)
モンゴルのお祭り(ナーダム祭)
国会議事堂
モンゴルの大都市(ウランバートル)
2024年10月28日実施
外国を知る会 第8回定例会結果報告
【 美しいコロンビア 】
講師紹介
ヒルマ コンスタンサ女史
美しいコロンビアの文化、首都ボコダの様子や風景等を紹介。
また講演中ヒルマさんによる伝統的なダンスをご披露いただきました。
コロンビアの地図
コロンビアの果物
コロンビアの鳥
コロンビアの自然
コロンビアの街(ボコタ)
コロンビアの特産品(エメラルド)
2024年9月30日実施
外国を知る会 第7回定例会結果報告
【 アメリカの文化について 】
講師紹介
シューリーさん(Mr. Ethan Shuley)
シューリーさんは 昨年7月兵庫県交流協会へオハイオ州から 派遣されました(初来日は2016年)。日本語は独学だそうで非常に堪能。アメリカの若者が見た日本との文化の違いについてお話しをいただきました。
2024年9月9日実施
外国を知る会 第6回定例会結果報告
【東南アジア 南アジア発展形態
ー時代推移の観点から】
講師紹介
山田一郎氏(現役商社マン)
山田氏は大阪外大卒業後、貿易商社でタイ10年とインドネシア2年の駐在経験があり、現在も年の半分以上は役員として主にアジアを中心に出張されご活躍されています。
2024年6月24日実施
外国を知る会 第5回定例会結果報告
グループディスカッション No.1
【 住 】に関して
今回のディスカッションは【住】に関することをテーマとして実施した
〔テーマ〕
• 住みたくない国や地域
• 住んでみてよかった国や地域
• 住んでみたい国や地域(憧れ)
• 旅行や出張で滞在されたホテルでの印象や感想又はエピソード
【 主な発言内容 】
OB・OG
① 住んだことのある国 …ドイツ、
芸術鑑賞が容易に楽しめる。
“清潔”の感覚、程度が日本と異なる。
② 行ったことのある国 …アフリカ、北欧10か国へ出張。
住んでみたい国 …スウェーデン
③ 住んでみたい国 …台湾、人情がある。食べ物が美味しい。
イタリア・シチリア島タオルミーナ、絶景。
住みたくない国 …アフリカ・アラブ諸国
④ 住んだことのある国 ...アメリカ・シアトル、
様々なタイプの住宅に住んだが治安面での不安はなかった。
インドネシア、1年間のキャンプ生活は厳しかった。
中国、マンションの設備(特にトイレ)が不十分。
⑤ 住んでみたい国 …オーストラリア・ケアンズ
季節が逆、真夏のクリスマス、おおらか
ハワイ
旅行先でのエピソード…ハワイでパールハーバーのツアーに参加し、
改めて戦争について考えさせられた。
⑥ 行ったことのある国 …ニュージーランド・クライストチャーチ
スーパーが近くにあり外食も可能で暮らしやすい。
住んでみたい国 …ウズベキスタン
道路上で見た子連れのおじいさんの姿が印象的
⑦ 行ったことのある国 …メキシコ・イースター島などの中南米、
古代文明の遺跡巡り
スペインとポルトガル、南米植民地政策の違いを感じた。
オーストラリア・シドニーの植民地開拓の歴史 、
アングロサクソンとラテンの違いを感じた。
⑧ 住んだことのある国 …西ドイツ・デュッセルドルフ、
『マイスター』を取得して仕事に活用。
ミュンヘンは素晴らしい街と感じた。
住みたくない国 …共産圏の国
25期生
① 旅先でのエピソード…インドネシア・バリ島、
高級バンガローで充実した時間を過ごす。
イタリア・ローマ、アパートで長期滞在し、
料理やワインを楽しんだ。
ローマのアパート、外観は古いが中はきれいで快適。
② 住みたい国 …カナダ、豊かな自然の中でスキーがしたい。
住みたくない国 …紛争のない国、治安の悪い国。
③ 住んだことのある国…ナイジェリア、過酷な気候で感染症に罹患。
民族紛争が多発し、政情が不安定。
④ 住んだことのある国…マルタ共和国、安心安全で物価安で住みやすい。
⑤ 住んだことのある国…香港、美食の街
アメリカ、銃社会だが自由でフレンドリーな国。
住みたい国 …タイ・バンコク、親日国でフルーツ天国。
毎年暮らすように、のんびり滞在している。
⑥ 住んだことのある国…アメリカ、香港
オーストラリア、シドニーは囚人、メルボルンは移民の
歴史があり日本との関係も古い。
26期生
① 住んだことのある国…台湾・台北、空き巣に入られ良い思い出はない。
マレーシア、
セキュリティーが良い。家が広く景観が良い。
② 住んだことのある国…ニュージーランド、永住権を所持。
現地人は時間にルーズで日本人と感覚が違う。
住みたくない国 …中国、韓国
住んでみたい国 …日本
③ 住んでみたい国 …ニュージーランド
四季がある。時差が少なく日本と行き来しやすい。
住みたくない国 …紛争のない国、治安の悪い国
④ 住んだことのある国…アメリカ、女性と子供に優しい。
住んでみたい国 …ニュージーランド
⑤ 沖縄、「屈辱の日」がサンフランシスコ平和条約締結の1952年4月28日でなく、
1609年の 薩摩藩の琉球侵攻だと知った。
住んでみたい国 …フィンランド、スウェーデン
住みたくない国 …インド、カースト制度の弊害
⑥ 行ってみたい国 …ベトナム、フィリピン
今年3月ベトナムに行く予定だったが、急遽キャンセル したのが心残り。
⑦ 住んでみたい国 …パプアニューギニア
ウッディプラント、ユニークなフルーツの開発、栽培をしたい。
コーヒー栽培のチャレンジ(只今HSC園芸学科で勉強中)
⑧ 行ったことのある国…アメリカ、ヨーロッパ諸国
住んでみたい国 …アメリカ・西海岸
27期生
① 住んだことのある国…アメリカ・NY、シェアハウスタイプの住宅で暮らす。
住んでみたい国 …カナダ・バンクーバー、アメリカ・ポートランド
住みたくない国 …政情不安、戦時下にある国
② 旅行先でのエピソード…ハワイ・マウイ島、
空気がきれい。コンドミニアムの設備が良い。
韓国、地下鉄がきれい。料理が美味しい。人が親切。
③ 住んだことのある国…台湾、現地スタッフの支えで生活に馴染めた。
今も彼らとの交流を続けている。
④ 外国に行って視野を広げたい。
行ってみたい国 …東南アジア諸国
行きたくない国 …イスラム圏の国
⑤ 行ったことのある国…アメリカ・ハワイ
行ってみたい国 …スイス・アルプス地方、
世界地図を持ち歩き、世界旅行を楽しむ。
⑥ 住んだことのある国…バヌアツ共和、幸福度が高い。ミャンマーが良かった。
フランス、移民の国で仕事がしにくかった。
⑦ 住んでみたい国 …ニュージーランド、
人口よりも羊の数が多いし自然豊かな国。
住みたくない国 …東ヨーロッパの元社会主義国
⑧ 旅行先でのエピソード…長崎県対馬、
韓国に近い。ハングル文字がいっぱい。国境を感じた。
国後島、自由に行けない日本。
行ってみたい国 …ネパール・ヒマラヤ山脈
⑨ 行ったことのある国…フィンランド、娘家族が在住で訪問する。
自然豊かで子育てがしやすい。快適な生活が送れる。
住んでみたい国 …フランス・パリ
⑩ 行ったことのある国 …ヨーロッパ諸国
住んでみたい国 …オーストラリア、
言語が英語のみ、時差が少なく日本と行き来しやすい。
⑪ 行ったことのある国…イギリス、ドイツ、ベルギー、イタリア、
旅行先でのエピソード…ニュージーランド、雄大な自然に感激。
時差が少なく、日本との行き来がしやすい。
28期生
① 行ったことのある国…タイ、ホテルの設備は良かった。
東南アジア諸国、設備が不十分なホテルが多い。
② 住んだことのある国…アメリカ
住んでみたい国 …ニュージーランド、
自然が多く、以前から行ってみたかった。
③行ったことのある国…アメリカ・シアトル、
野球観戦の楽しみ方の違いが日本と異なる。
滞在先の家が広くきれい。
学生時代の英語習得で会話ができた。
④住んだことのある国…アメリカ・サンフランシスコ(学生時代)
ブラジル・サンパウロ、
日系移民社会に触れ『古き良き日本文化』を経験。
イタリア・ミラノ、
『日本という国』を外から見ることができた。
海外での日本人の印象は、勤勉で真面目である。
<会に対する要望、意見、その他>
以上
2024年6月10日実施
外国を知る会 第4回定例会結果報告
フランス滞在中のパリの生活について
講師紹介
土山陽子氏
姫路市出身。早稲田大学進学後、大学のプログラムでフランス研修旅行に参加。美術史の大学院に進学し、修士課程を修了した後、フランスに留学。博士課程修了まで、フランスに約10年滞在
今回は本業の美術史ではなくパリで生活されたときの身近なことについてお話ししていただきました。
以上
2024年5月27日実施
外国を知る会 第3回定例会結果報告
日本の失われた30年について
講師紹介
垣見玄悟氏
(元三井倉庫役員)
1989年前後から2020年前後の【成長しなかった30年】→失われた30年、但し他国は大きく成長→この要因を多くの人々との語らい、メディア情報から自分なりに紐解く。
① 国際的にも珍しい、日本独特の終身雇用制による労働市場の硬直性が強いこと。
→労働移動が活発・成長産業に人が集まる・労働生産性が上がる・求人と求職のミスマッチが減る・結果転職によって賃金が上昇する・終身雇用性をうまく活用できず年功序列に終始した結果である。
② 外国からの高度人材獲得を怠ったこと。
→シンガポールの飛躍的経済成長は海外からの高度人材(特にIT関連に携わるインド人)獲得によるもの・日本もようやく高度人材獲得に向け動き始め、今後に期待。
③ 独りよがりの物つくりエキスパートから脱却できなかったこと。
→良いものを作れば必ず売れるとの発想は独りよがり・売る努力をしなければ世の中の動きがわからなくなり、ものづくりの面でも競争力がなくなる・水平分業体制を作り上げ、業界を統合するリーダーとなる方向性が適切ではないか。
④ IT化が他国に比べ遅れたこと。
→IT化とは効率化すること・効率化によって余剰人員をつくること・余剰人員によって新たな事業を作り出すことが重要・日本は変化を嫌い余剰人員を作ろうとせず、優秀な人材は医学部に集中し、IT・AIなど最先端技術に人材が集中せず、結果IT後進国となった。
⑤ 教育制度・特に受験制度が改善されなかったこと。
→日本と韓国は一般入試で合否が確定・他国の受験制度はおおむね論述を重視し、学び続け新しいことを学びなおす姿勢を重要視している・世界のトップクラスの大学は口頭試験、面談で【思考能力・判断能力・表現能力】を見て合否を決める・日本でも実習を繰り返した潜在能力の高い高専生を理工学部に編入させようとする動きあり。
⑥ 土地の利用が硬直的すぎること。
→所有者不明の土地(九州の面積より大きい)の有効活用が重要・国有化しリースする策を取るべき・土地リース制度の先駆者はシンガポールであり、中国がモデルとした政策の一つ・両国が経済の拡大再生産を続けている重要政策の一つである。
⑦ 金融先進国に脱皮できなかったこと。
→日本は金融資産に占める現金預金の比率が52.5%と他国比突出・他国は税制・金融政策の優遇制度等もあり、運用益がはるかに大きい・大学の運用益を見れば違いは明らか(ハーバード大学4,5兆円・ケンブリッジ大学5,600億円・慶応大学780億円)・
欧米のように安全かつ利回りの良い金融商品開発は必須であるが、あわせてお金は汚いものではなく経済の血液、世の中の血液であることを我々が再認識する必要あり。
【結論】ジャパンアズナンバーワンは過去のこと。今一度、明治維新時代・戦後間もないころの精神に戻り、心から謙虚になり他国の良い施策・制度・方針等を学び、日本に合うように導入する必要がある。井の中の蛙大海を知らず、ゆでガエルとなり、劣等国に凋落することを避けるためにも、日本人に強くしみわたり、はびこっている、鎖国体制・島国根性を捨て去ることである。
以上
2024年5月13日実施
外国を知る会 第2回定例会結果報告
講師紹介
レイモンド ブラウン氏
① Brief intro(簡単な自己紹介)
・神戸レガッタ&アスレチッククラブの元メンバーで、1983年に来日。配偶者は日本人。アマチュアでのサッカー経験がある。動物福祉(Animal Welfare)に情熱を感じている敬虔なクリスチャン。
②Football League Focus(英国サッカーの歴史)
・イギリスはサッカーが盛んで、イングランドには92のチームがある。このうちの上位20チームで構成されるのがプレミアリーグで、日本選手も多く在籍している。
・近年、プレミアリーグは、money making business 化しており、観戦費用が高騰している。
・ヨーロッパや南米にも多くのサッカーリーグがあるが、個人的にはプレミアリーグが最上であると考えている。
③Animal Welfare(動物福祉)/Shelters(動物保護施設)
・ガンジーは1920年に、You can always judge the level of society by the way that country treated its animals(国の程度は、その国の動物の扱い方で判断できる)と述べている。
・イギリスは動物福祉に積極的である。ペットを飼う人も多く動物保護施設も多い。動物福祉の面ではG7各国のレベルは高いがアジアの国々は劣っている(アジアでは犬や猫を食べる国がある)。日本には、主導的な役割を期待している。
・Animal refuge center kansaiは、1968年に来日したエリザベスオリバーが1990年に能勢で開設をしたのが最初で、その後2015年には篠山の施設がオープンした(ペットがほしい場合は予防注射の費用のみで、これらの施設から譲り受けることがでできる)。
④The Church of England(聖書から学ぶ~英国国教会)
・聖書によると、宇宙(地球)は6000年前に神が創り給えたものであり、地球の歴史が何十億年というような通説はまったく間違いである。
・神は、動物を先に創造(created)しその後人間を創造した。神は、人間を他の動物に対する優越種 (priority order) とした。神は、動物の Exploitation (利己的な目的での利用)は戒めているが、人間が動物を食べることは許している。
・英国の教会は、16世紀にマルティン・ルター(ドイツの神学者)がローマカソリック教会の行いを不適切(inappropriate)として行った宗教改革の流れをくむものである。
・エリザベス2世は、敬虔なクリスチャンでキリスト教を擁護(protector of Christian faith) したが、アラブ系移民の増加などの背景もあり現在のチャールズ国王は他の宗教を受け入れた(protector of faiths)。これは不適切であると思う。
・近年、イギリスも自由な考え方(liberal thinking)が広がりキリスト教も時代に応じて変化してきているが、聖書に書かれていないことを認めるわけにはいかない。これはよくない。失望している。
以上
2024年4月22日実施
外国を知る会 第1回定例会結果報告
地図からみる世界
講師紹介
池田周一氏
阪神シニアカレッジ 国際理解学科 26期生(現役)
〔プロフィール〕
・1977年4月~2018年9月まで川崎重工業株式会社に勤務
・在任中に経験した海外渡航歴:イラク、ヨルダン、ギリシャ、 ドイツ、フランス、ニュージーランド、オーストラリア、他
・2018年より 個人事業「ピュア キャリア工房」を起業 経営幹部養成講座、キャリアプラン研修、個人カウンセリング、 キャリアコンサルティング業務
1.世界には色々な地図があり、視点を変えながら見て行くとそれぞれの国が歩んだ歴史や文化、更には世界の構図が見えてくる。
2.今日は外国を訪れる際に当該国の地図を様々な角度から見ることで、その国の理解を深める一助とすることをご提案したい。(地政学的視点)
3.世界地図のスタンダードはグリニッジを中心にした地図であり、グリニッジを中心に東経と西経を構成している様を見ると日本が極東と呼ばれる意味が良く解る。
4.国連旗は北半球図をデザイン化したものであるが、そこには南極は描かれていない。
5.富山県は観光PRを目的に逆さ地図を制作したが、期せずして環日本海諸国を新たな視点で見る提案となった。
6.環日本海諸国図(逆さ地図)は大陸側から見ると「日本がこんな風に見える」との示唆を与える。
7.伊能忠敬は家業を引退した後に天文学を学び、思い立って16年の歳月を掛けて全国を踏破し、現在の日本地図の基礎をつくった。(シニアカレッジメンバーと同様にシニアとして活躍した人)
8.スイスは地政学的に難しい位置にあり、早期に永世中立を宣言した。
9.アフガニスタンは古の時代から東西の十字路となる地政学的特徴があった。
以上
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