2024年4月22日実施
外国を知る会 第1回定例会結果報告
地図からみる世界
講師紹介
池田周一氏
阪神シニアカレッジ 国際理解学科 26期生(現役)
〔プロフィール〕
・1977年4月~2018年9月まで川崎重工業株式会社に勤務
・在任中に経験した海外渡航歴:イラク、ヨルダン、ギリシャ、 ドイツ、フランス、ニュージーランド、オーストラリア、他
・2018年より 個人事業「ピュア キャリア工房」を起業 経営幹部養成講座、キャリアプラン研修、個人カウンセリング、 キャリアコンサルティング業務
1.世界には色々な地図があり、視点を変えながら見て行くとそれぞれの国が歩んだ歴史や文化、更には世界の構図が見えてくる。 2.今日は外国を訪れる際に当該国の地図を様々な角度から見ることで、その国の理解を深める一助とすることをご提案したい。(地政学的視点) 3.世界地図のスタンダードはグリニッジを中心にした地図であり、グリニッジを中心に東経と西経を構成している様を見ると日本が極東と呼ばれる意味が良く解る。 4.国連旗は北半球図をデザイン化したものであるが、そこには南極は描かれていない。 5.富山県は観光PRを目的に逆さ地図を制作したが、期せずして環日本海諸国を新たな視点で見る提案となった。 6.環日本海諸国図(逆さ地図)は大陸側から見ると「日本がこんな風に見える」との示唆を与える。 7.伊能忠敬は家業を引退した後に天文学を学び、思い立って16年の歳月を掛けて全国を踏破し、現在の日本地図の基礎をつくった。(シニアカレッジメンバーと同様にシニアとして活躍した人) 8.スイスは地政学的に難しい位置にあり、早期に永世中立を宣言した。 9.アフガニスタンは古の時代から東西の十字路となる地政学的特徴があった。
以上
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